今までシーツ類は、アメリカの通販の安売りで買っていた。やはりベッド文化の国だけあって、色も種類も豊富だし、何よりも在庫処分だと信じられないくらい安い。特に高級品に興味があるわけでもないし、普通のコットン素材で十分満足していた。
で、今日、またデパートにふらりと寄ってしまい、セールになっていたラルフ・ローレンフラットシーツとピロケースを買った。店員さんが、「あけてみましょう。手触りをお確かめください」とシーツを出してくれ、さわってみたら「うゎー、これは安物ではない手触りだわっ」と思わず口に出してしまったくらいなめらかであった。少し光沢もあり、これをかけて寝たらさぞ気持ち良いだろうとうっとりしてしまった。紺色のシーツというのは、いつもなら趣味ではないのだが、光沢もある分、それほどくらーいイメージではない。で、お買いあげ。フィティッドシーツも同じものを買おうかと思ったのが、サイズが確かでなかったので今日は保留。長さが200センチだったのだが、もしかしたらうちのベッドは210センチだったかも、とふと思ったのだ。アメリカの通販で買うときも、シングルロングというのを買っていた。アメリカのシングルが日本のシングルより短かったのかな。あとで確認せねば。できれば上も下もなめらかな肌触りで眠りたい。
ベッドが長いかもしれないから、今日はフラットシーツだけ、と店員さんに伝えると、「ときどきそういうベッドがありますよね。それでフラットをお使いなんですか」と言うので、「いえいえ、フラットはかけて寝る用に」と言うと、少し驚いた顔をして、「そうなんですか。日本ではそうやって寝る方はあまりいらっしゃらないので」と言っていた。まあ、日本じゃシーツって「敷布」だからね。今頃はベッドで寝る人も多いし、こうやってわざわざフラットとフィティッドを売っているくらいだから、西洋のように上下2枚使う人も多いと思うけど。夏場はフラットシーツをかけるだけで十分。それさえも朝は足元でだんごになっている。あー、このなめらかなシーツもだんごにしてしまうかな。エレガントな寝方をしてみたいものだわ。無理だな。