リンガルボタンにこすれて出来た口内炎は相変らず痛い。Pと食事をしながらでもワックスを付け足す始末である。"Excuse me"と後ろを向いて、こそこそとワックスをつける私。しかし、彼は非常にunderstandingであった。彼自身は、中学生だか高校生だかのときに、上だけ2本抜いて矯正したらしい。"I know what you are going through."と痛みにはsympatheticであった。
こんな口内の状態であるが、Pと話すとバトルになるくらい声を大きくして言い合うことが多く、余計に大変であった。"See, that's where you're wrong, P! いたっ、Hold on. Gotta put on some wax again."と言い、また後ろを向いてこそこそとワックス装着。その間だまって待っているような男ではないので、またとうとうと持論を述べ始め、私は何を言いたかったのかわからなくなる、というパターンであった。くっ。