絵を描く努力をしていきたいと思う。そういえば、昔はよく描いていたではないか、と今更ながら思い出した。アメリカの高校時代は、絵を描くこととピアノを弾くことがventする手段だった。ventしまくって、卒業時にはmusic awardとart awardをもらった。
人間、どこかで自分の感情を表現しないと、ためこんだ感情がstart eating you up inside.
これまでも「ああ、絵を描きたい」とときどき思い出しては、色鉛筆の通信講座を申し込んだり、水彩画のクラスを取ってみたりしたが続いていない。
水彩画のクラスなど、その日生徒が描いた作品の品評会を最後にするときにお茶とお菓子を食べながらするのだが、そのお茶の用意は女性の生徒だけがいそいそとするという、信じられない悪環境だったので一回でやめた。なんで男性がまだ絵を描いている最中に、女だけ作業をやめてお湯を沸かしにいかなきゃならんのだ。後片付けも男は何もしない。何時代だよ。大体、教室に入った瞬間から、全体の雰囲気のダサさと息苦しさを感じ、ああ、これは苦手だと直感したわけだが、やはり正しかった。保守的な空気には酸素が少ない。
いつでも描けるように、机の上にスケッチブックと水彩画のセットを常に用意しておくということが必要かもしれない。いちいち毎回準備していると、面倒で描かないと思う。目に見えるところに置いていないと忘れる、という私の傾向も考慮せねばならない。その程度の興味かといわれればそれまで。
えっと、まず机の上を片付けねば。