サングラスを買いにメガネ店に寄った。商品知識の豊富な店員が、いろいろ助けてくれた。彼女は非常にefficientであった。2品までしぼったところで、パソコンで写真を撮って、どちらがいいか見比べようと言う。鏡に映る自分の姿をチェックしたのでは、サングラスをかけたままの状態だから、よく見えないもんね。実は、店員が勧める方ではないサングラスの方が気になっていたのだが、改めて写真で見ると、確かに勧められた方が顔になじんでいる。顔の大きさに対してバランスが取れているのだ。おまけにもうひとつのより数千円安かった。おお、これにします、とお買い上げ。満足の行く買い物であった。

以前にもメガネを買ったことがある店だったので、カルテを出すということで名前と電話番号を記入するよう言われた。なんとなく惰性で生年月日の欄も記入してしまうと、それを見て店員は驚いていた。「同い年くらいかと思ってたんですが」と言う。彼女は30代前半くらい。一瞬ちょっと嬉しいと感じたのだが、「若いと言われて喜ぶ年になったのか。」と密かにぎょっとし、「っつーより、bracesしてるから、矯正するような若い年代かと勝手に勘違いしたのかもしれない」と分析してみた。まあいいわ。小汚い中年女にならないように精進しよう。