なつかしの"The Big Chill"(再会のとき)。再会の時 コレクターズ・エディション [DVD]皆さんお若い。最初に見たのは大学のときだが、やっぱり今見ても「それはないだろう」とuncomfortableに感じるのが、子供が欲しい独身弁護士女性のこと。詳細は書かないが、いやー、いくら友情っていってもね、あたしゃいやだよ、と今も昔も同じ感想。DVDにはメイキングと未公開シーンがついていておもしろかった。弁護士役をした女優も、あんな設定は実生活で考えられないと言っていた。メークやファッションの関係もあるのだろうが、女優陣は全員、この映画が作られた82年よりも今の方が魅力的だと思った。男優に関しては、William Hurtは髪は薄くなったが知的でナイス。Kevin Klineはなんか髪型がおばさんみたいになっていて「どうしたの、ケビン」って感じ。Tom Berengerは普通に年取っていた。Jeff Goldblumだけえらく若ぶりなのは23歳の婚約者がいるからか。
"Dead Again"以来、またKenneth Branaghの映画が見たくなり、"Frankenstein"を見た。フランケンシュタイン Hi-Bit Edition [DVD]もう何回も見ているのだが、この頃には"Dead Again"のときよりもケンは体を鍛えて筋肉の影つけて、ハリウッド受けしやすい感じになっていると思った。やたら脱いでるし。彼の映画の批評に、よく自己愛強すぎ、などと書かれているのだが、まあ、自分で監督・主演したらそうなるのもしょうがないのでは。あたしはそれほどナルシシスティックとも思わないが。つーか、似合ってるもの、彼、そういう感じが。I think he can get away with it.いいのよ、シェークスピアの人はこれで。
"Searching for Bobby Fischer"(ボビー・フィッシャーを探して)が良かった。ボビー・フィッシャーを探して [DVD]実話。子供で天才的なチェスプレーヤーの話。でもチェスだけではなく、スポーツや他のことにも興味があって、いたって普通の子供らしい子供だったらしい。今現在は、カナダの大学で勉強しながら、マーシャルアーツで賞を取ったりと、チェスだけが人生、というわけではないとのこと。それにしてもボビーさん、日本にまだいるんだっけか?