昨日は漢方のA先生のところで、蕁麻疹の薬の追加をもらった。ついでに背中が乾燥しまくって困っているし、全体に肌の調子も悪いと訴えたら、漢方の入浴剤をくれた。毎日シャワーなのだが、と言ったら、最後に洗面器でかけ湯をしてもいいと言う。苦参(クジン)というものが入っていて、抗菌と消炎作用があるらしい。煎じなくてはならないので面倒なのだが、「飲む煎じ薬と違って、適当でいいんです」ということで、いいかげんな量の水を入れて、強火で量が半分になるまで煎じた。においもそうイヤではないし、タオルに色がつくほど茶色でもない。シャワーの最後に洗面器にお湯と混ぜて体にかけてみた。別にしっとりするとか、そういう即効性はないみたい。本当は湯船にゆっくり浸かった方が効果もあるのだろうな。一応1週間使ってみて、ということなのでがんばってみよう。

このクジンは、なめると「クラクラするくらい苦い」らしい。なので「別名、クララと言うんです」と先生。oh, come on, doc.と言う表情でいたら、「いや、ほんと」と言って笑う。で、ネットで調べてみたらそう書いてあるサイトがいくつかあった。飲めば解熱や利尿作用があるらしい。そんな苦いの飲まないけど。

入浴剤だけでなく、乾燥した部分には「入浴後1分以内にワセリンを塗って」との指示があった。忙しいな。「高級なやつ出しておきますね」と言うので、「そんなワセリンがあるんですか」と聞いてみたら、「薬価は同じなのに、上ランクのものがあるんです」とのことであった。薬局で買った白色ワセリンを唇の保湿に使ったことはあるが、体にはベタベタするので使ったことがない。薄くのばせばいい、ということなので、パジャマにつかない程度に塗ろう。

この背中の乾燥は、数年前に始まった。市販の保湿クリームでは間に合わず、まあ、春になれば治るからいいか、と思って、比較的効果のあった尿素入りローションでこれまで過ごしてきた。安価なワセリンで治るのなら、それに越したことは無い。治ってほしいよ、まったく。