昨夜遅くに、"Tuesdays with Morrie"(モリー先生との火曜日)をテレビでやっていたので録画しておき、今朝起きてから見た。病気で死ぬことがわかっている恩師と、仕事に忙しいばかりで、心の奥深くからの愛を感じることも与えることも避けて生きていた元教え子との話。実話。
以前、内容もわからずに、ジャック・レモンが出ているから見る価値はあるに違いない、とDVDをレンタルしたことがある。久しぶりにハンク・アザリアも見て、それまでしばらく存在を忘れていたのだが、そのときからまたファンになったのであった。モリー先生との火曜日 [DVD]
才能ある俳優陣が愛と死がテーマの話を演ずるとくれば、泣けるのはわかっているし、実際、一度目に見たときも泣いた。単に感動したというよりも、正直言って、いつも考えるのが面倒で頭の隅に追いやっていることをレモン演ずるモリー先生が直球で"what are you going to do about it?"と聞いてくるようで、ぐさぐさとそれが心に突き刺さって涙が出たのであった。で、"I'm not doing anything about it"なので、一度見たらもう見たくなく、ハンクのファンとはいえ、DVDを買うなどということはしないでいたのだった。
でもせっかくテレビでやるんだから、録画しておくかな、と思って今朝の涙に至る。"Well, when are you going to get up and do something about it?!"とまた言われた気になる。I know. 「いずれね」とまたごまかして、毎日の小さいことを片付けながら生活し続けていくのか。うー、coward. I wish I had guts.