かぼちゃパイ

今朝もずんずるげで玄関のドアを開けるはめに。
外階段をのぼる足音が聞こえたような気がしたが、いや、気のせいに違いない、とベッドの中でぐずぐずしていたら、やはり鳴ったよチャイムが。一瞬現実逃避したが、2回目のチャイムでインターホンに走り、元気に「はい!」と答える。やはり大家さん。先日と同様、急いで着替えながら玄関に向かい、ドアオープン。昨日九州へ日帰り旅行をされたそうで、魚の干物をおみやげにいただいた。わー、1ヶ月はこれで食っていけそうな量だ。どれくらい日持ちするのかな。旅行のお土産くださるなんて、律儀な方だ。先月も県北に行ったからというメモとともに、現地の饅頭の入った袋がドアノブにかかっておったのだ。くれ過ぎ。お歳暮、去年より少し高いのにしようか。

お中元・お歳暮というのは、今住んでいるところに去年引っ越して初めてやってみた。それまでは、ケッ、悪しき慣習とはこのことだ、と思っていたのだが、大家さんちの上に住んでいて、音などで迷惑をかけることもあるかと思い、ま、ご挨拶、と思って始めてみた。くー、日本人。理想は、着物姿で風呂敷に包んだ品物を持って、「いつもお世話になっております」などと上品に挨拶する姿だが、一生ありえないだろう。