マイケル・ムーア氏からのメールが届く。投票しようと、雨の中を3時間も並んで待っている人々がたくさんいるらしい。いくら投票者が多いとはいえ、それだけ待たなければならない投票システムってどんなんだ、と思うが、自分たちのリーダーを自分たちで決めよう、という関心を持つ姿はナイスである。さすが、"Vote or Die"というTシャツを作る国民性。国は自分たちで作るのである。そういえば、Benicio Del Toroが、投票に行けという女性を対象にしたCMを撮ったとどこかで読んだ。女性対象バージョンは彼が担当というのがおかしい。あのセクシーな目で見つめられれば、「ベニーの言うとおり、投票に行かなきゃ」と思う女性は多いのでは。I certainly would.

私は共和党が与党のときにしかアメリカに住んだことがない。レーガンとパパブッシュの時代。次はクリントン、というときに帰国した。レーガンの時代には、日本の総理大臣が「アメリカの教育レベルが低いのはヒスパニックや黒人がいるからだ」などとほざいて在米日本人に恥ずかしい思いをさせ、パパブッシュの時代など、日本はバブルで浮かれまくってアメリカの不動産やフランス印象派の絵画を買いあさり、アメリカは不景気で、貿易不均衡だとジャパンバッシングが盛んであった。

私はリベラルなので、共和党の保守的な考えにぞっとし、"Family value"を今一度考え直そうというブッシュに、シングルマザーと子供二人だって、ゲイのカップルだって立派な"Family"だろう、父母と子供2、3人が「普通の家族」みたいな言い方はやめろ、ボケ、とイライラしていた。ま、クエール副大統領はentertainingly stupidで楽しかったけど。馬鹿の単位として「クエール」ってのを使おうっていうジョークが出たくらいであった。でも普通の馬鹿レベルをあらわすのには、0.0001クエールで十分だとかなんとかってオチ。おかしなことを口走るのは彼に限ったことではないけれど、群を抜いていた気がする。Here is one of my favorite quotes of his:
" It isn't pollution that's harming the environment. It's the impurities in our air and water that are doing it."
How enlightening, Dan.

Well, but I digress.

4年前みたいなpandemoniumになりませんように。

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なってるわね、pandemoniumに。As expected.