Orange ligs

あー、疲れた。でも今日は色々進歩があった。

まず、クロスバイトのゴム掛けはもうしなくていいとのこと。「あれ、どっちがクロスバイトだった?」と先生が聞いたくらい歯が起き上がっている。あとはワイヤの力だけでalign予定。リンガルボタンも取ってくれた。舌にあたるものがなくなって、すっきり。

このクロスバイトが治ったせいで、顎の位置が変わってくるだろうとのこと。今まで、倒れた奥歯が邪魔していて、顎が本来の位置に動くことができなかったらしい。多分、下顎が引っ込むだろうとのこと。ただでさえ引っ込み気味なのにそれはどうなわけ、と思ったら、まだ下の歯並びが完全に揃っているわけではないので、現時点でははっきりとは言えないが、下顎が小さいので歯そのものは出てきて、顎は引っ込む可能性あり、と。上顎にいたっては、以前より出ているのは私も自覚しているし、またこの1ヶ月でもうちょっと出てしまうかも、と。とにかく、もう少し様子を見て顎の位置がしっかり決まったところで、次のステップを決めるとの説明だった。「抜歯の必要性はあるんでしょうか?」と聞いてみたら、「あるかも」とのことだった。かも、か。この1ヶ月、口元ブス度があがりそうでちょっと恐い。

途中経過を観察するため、パノラマレントゲン(っていうのかな。ぐるーっと180度動いて撮影するやつ)を1枚撮った。

懸案の茶色くなっていた右下7番は、レントゲンを撮った結果、着色はしていて、う蝕はう蝕なのだが、まだ治療するようなレベルではないとのこと。よかったー。で、その着色をきれいにしてくれるのかと思いきや、ここでやるクリーニングは歯の表面を機械で研磨する程度で、うちは道具がないから、徹底したクリーニングは2階(一般歯科)でやってもらうといいよ、と先生。えー、この間のオーロラ姫の電話説明とは違うじゃないですか。「ワイヤーはつけたまま(一般歯科へ)行ってもらっていいからね。どうする?表面的な掃除しかできないけど、それでもいい?」とおっしゃるので、むし歯の治療もすぐに必要じゃないこともわかったし、一応今日はそれだけしてもらうことにした。どちらにしても、ずっと私の歯のhistoryを知っている一般歯科でやってもらいたい、と思っていたのも事実。帰りに一般歯科に寄って予約取ろうかなと思ったが、以前、私は歯石がたまりにくいタイプで、半年に一度のクリーニングで十分だと言われたこともあり、来月でもいいか、と、後日予約することにする。どっちにしてもしばらくは痛いし。

今日の衛生士さんはお初であった。まつげの長い可愛い人。バンビと決める。何か作業をする前にちゃんと一声かけてくれるので、驚かずにすむ。「ブラケットを外します。少し痛いかもしれません」バキッ。確かに痛い。まだ動いている途中の歯のブラケットを外すという作業は結構な痛みを伴うと発見。「はい、取れました。次に接着剤の研磨をします」という具合。ジジジジーという研磨も、脳天に響く。歯がsensitiveになっておるのね。

今日は、右上の犬歯の裏側にリンガルボタンを装着。この歯はうまくアーチを作る向きに生えておらず、それを修正するためにリンガルボタンをつけてゴムがけをしたらしい。歯の模型を持ってきてバンビが説明してくれたのだが、途中、模型の歯の1本がすっぽり抜けて床に落ちた。わー、あんな風に歯が抜けたら恐いよ、と思いつつも笑った。

今日はオレンジのリガチャー。画像の歯茎はハロウィン仕様で黒に加工。「ふぉっふぉっふぉっ、これもなかなかおしゃれでいいねえ」と院長先生。子供の頃食べた、シャービックのオレンジ味の色を思い出す。今でも売っているのか。

アーチワイヤはシルバーのままであった。ゴールドは?と聞くのもすっかり忘れておったではないか。終わって鏡を見て気づいた。ま、いいや。蕁麻疹も夏に比べれば随分おさまった。薬が効いているのかな。

イジイジと歯全体が痛い。これでこそ矯正。

本日4725円也。
Cumulative total: \331,045