出かけた帰りにいつものごとくデパ地下によると、ベーグルのお店が新しくオープンしていた。I LOVE bagels. でもあれは弾力あるしなあ、食べにくいかな、と思いつつも、どういう種類をおいているのかチェックしようとのぞいてみたら、クリームチーズをのっけて一口サイズに切ったベーグルを「どうぞー」とお姉さんが差し出してくれた。「あ、いえ、これなんで」と歯を指差すと、「ああ、そうですかあ」と笑顔でお皿を下げる。「固いもの無理なので」と言うと、「え、固くないですよ」と言う。え、でもIt's a bagel, isn't it? 固いという言葉は違うかもしれないが、弾力のあるモチモチしたものであることには違いない。んー、なんか似非ベーグルっぽいな、と思いつつも、試しにシナモンレーズン味を買ってみた。

で、うちでちぎって見ると、あっらー、食パンみたいに簡単にちぎれるじゃない。これはこれで普通のパンと思えばおいしいのだが、This is NOT a bagel! It's too soft! もっともっとモッチリしていなくては。ユダヤの人怒るよ。こんなものをベーグルと呼んで1個150円近くも取るなんて。高っ。これはアメリカの"japanese restaurant"のメニューにある、赤ピーマンやシイタケの入った"Soba"くらいうそくさい。でも、そういうrestaurantで働いてると、ニコラス・ケージと結婚できるかもしれないけどね(でも、ってことはないけど)。