Crossbite first day

どうだろう。カラーよりはグロさ半減かとは思うのだが。
ついでに粘膜をマットに加工してみた。緑に(ということは、this is not monochromeだが)。何が写っているのかわからない度合いは上がるのではと思って。余計怪しい感じがするかもしれない。ま、いいや。

(なぜだ。IEで見ると緑の加工済みの画像が出るが、ネスケで見ると加工前の画像が出る!) (7/14:別の日のエントリーとして登録すると画像変更ができたので、13日と挿しかえることにする。)

クロスバイトにかけたゴム、直径5-6mmというのに、よく伸びてくれる。

青いスペーサーを挟んだ手前の奥歯の光り輝く詰め物は、ゴールドである。金歯。やめて。これは一般歯科の先生が無料で入れてくれたもの。

この歯は学生の頃に虫歯になり、アメリカで詰めてもらったときは目立たないfillingであった。数年後の一時帰国時検診にいった際、その下が虫歯になっている、ということで再度治療。あのときの歯科医の感動ぶりというのは今でも忘れない。「これ、どこで治療しました?」「アメリカです」「おー、はー、なるほどねー、うーん、なるほどー」と感嘆しまくっている。何がどう感動的なのか知らんが、治療後「いやー、いいもの見せていただきました」とお礼まで言われた。で、このときは普通の銀色の詰め物。不満。奥歯なので普段見える歯ではないが、やっぱり大口開けて笑えば見えるし、いやだった。

数年前、上の歯の犬歯の隣の歯がちょっとだけ虫歯になり、これまた銀のつめものを入れられてしまい、笑うとキラリンと光るのがいやでいやで、白い詰め物に変えてもらったことがある。エステニアという名前で、18000円であった。これがまたうまく歯の色に合わせてくれて、全然目立たない優れもの。それで、奥歯もこれに替えてくれるようお願いすることにした。保険はきかないし、金属より弱いらしいが、笑って見える歯に光り物が埋めてあるなんてかっこ悪すぎる。

ところが、型を取って入れてみるものの、一回目は「ごめん、色がちょっとあってない」とやり直し。二回目は、高さの調整がどうしてもうまくいかない。噛んでチェックして外しては詰め物をけずり、また噛んでみると割れてしまう。ずっと口を引っ張られて口角も切れてしまい、疲労困憊した私は「もう銀でいいです」と訴えたが、「もう一回やらせて」と粘る先生。で、また作り直してトライしたが、やっぱり噛むと割れる。結局、これはクロスバイトなので噛むと強く当たりすぎ、金属より弱いエステニアはその力に負けるのだと説明を受けた。先生は申し訳ないと言い、「お金はいいですからゴールド入れましょう。」えーっ、目立つのがいやでエステニアにしてもらおうってのに、キンバ?!、と「え、でも、あの」と椅子に寝転んだまま動揺する私。それを「お金は払わなくていい」というところに反応したと解釈した先生は笑顔で、「いや、いいからいいから」と肩を叩く。違うってば。「いえ、あの目立ちませんかっ?」と聞くと、鈍い光り方なので銀よりは目立たないという。じゃあ、エステニアのnext best thingということなのか。無料だし。ご好意はありがたい。ということで、金歯になってしまった。

確かに銀よりはギラギラしていないが、やっぱり歯の色にしたい。それもあって、矯正することにしたのだ。クロスバイトを治して普通に噛めるようになったら、まず第一にこのfillingを白いのに替えてもらおう。楽しみ。