最近、以前にもまして、新聞記事などを最後までちゃんと読む忍耐力が無い。見出しを見て、さらっと読み流すだけである。テレビのニュースも聞こえているだけで、聞いていない。ぼやっと画面を見ているだけである。
猫ブログを見ているときが楽しい。最近、特に気に入っている猫が、兄と妹である。かわいすぎる。彼らを見るとホッとする。
猫はこの世で一番好きな動物であるが、近所の猫連中のフン害には怒っている。汚い足で塀に登るので、塀が汚れる。両親が、一通り市販されている忌避剤を使ったようだが、大した効果もなかったようだ。あれは人間が嗅いでもかなり臭いし。
猫が嫌うというハーブや植物を調べて買ってみたのだが、どうだろうか。とりあえず、ランタナローズゼラニウムというのが今日届いた。

ローズマリーレモングラスのアロマオイルを垂らしたグラスも、猫が通り道にしている玄関横に置いている。庭にマリーゴールドを植えていたらしいのだが、枯れてしまったんだとか。確かに植えていたところだけ猫が来ていなかったようだと父。また植えればいいのにと思うのだが、81にもなると、なかなか思ったことを行動に移せないのだと言う。じゃあ、やってあげると言えない園芸オンチな私。ポトスも枯らす女なゆえ。
タンジーというキク科の植物も猫が嫌うらしい。大きく育ちすぎるのは父は嫌なようで、100から150センチになるというタンジーは背が高すぎると購入を躊躇している。

可愛いよね。子供の頃、デパートの地下にあったぐるぐる回る飴売り場にこういう棒に付いたキャンディーの束があった。可愛いので買ってみても、舐めると甘いだけでおいしくなかった。タンジーの「強い香り」というのが、人間にとってどういう香りなのかが知りたい。

完全室内飼いをしてくれればこんなことをしなくてもいいわけだが、モラルのある飼い主ばかりではないのが哀しいところ。

この間、洗濯物を干していたら、猫出現。お前か、庭をトイレ代わりに使ってんのはっ、と追い払う動作をしても、立ち止まって私を見つめるだけというふてぶてしい態度。そこで、そばにあった小さいほうきを振りかざしたという怖いおばさんな私。「猫が一番好きな動物」と言う人間のやる行動とは思えませんね。猫のやつ、ゆっくりUターンして出て行った。むかつく。

でも私は猫好きなのです。迷惑かける猫が嫌いなだけです。
「猫」を「人間」に置き換えてもらってもいいですね。