今日は、割とがんばった。押入れから段ボールを出し、中身の処分をすべく、整理をしたのだ。大学時代の教科書は、処分する前にとりあえず写真を撮っておく。
美術史関係なので、額入りに。

こんな重い本をわざわざ持って帰ったなんて。「絶対二度と見ないから、売ってしまえ」と言った友達は正しかった。

すべての美術史のクラスで指定されたテキストブックがあったわけではないので、これらの本は、勉強したことの一部となる。20年ぶりくらいに中身を見てみたが、「ふーん」という感想である。ハイライトがしてあったり、メモがしてあったり、勉強した形跡はある。しかし、記憶にはさっぱり。

フランス語で書かれた何やらレポートのようなものが綴じられたフォルダーも出てきたのだが、単語の意味が分からない。私の字である。潔いほどきれいさっぱり忘れたフランス語。すがすがしい。

一つの箱には、古いフォトアルバムが数冊入っていた。10代、20代前半の頃。痩せている。顔が小さい。びっくりだ。

この押入れにあった段ボールには、取っておいたはずの美術史のノート、レポート、テストがなかった。物置スペースを見たら、さらに私の名前が書かれた段ボール発見。高校のときのものもあるに違いない。げっそり。