[[Annoyance][Finland]

ソウルのどこかに手袋を片方落としてきた。片方ないと、もう片方は何の役にも立たないという当たり前のことを改めて実感する。くー、革のやつだったのに。
ただ、フィンランドではめていたとき、「なんだかスースーして手が冷たいな」と思っていた。外側が革で、中にはウールのライナーがついていたので暖かいだろうと思ったのに、どうも寒い感じがしていた。父は、「じゃあ、なくしてよかったじゃないか。あるとなかなか新しいのは買わんだろう」と言う。そういう考え方もあるのか。でも、日本の冬には十分だったので残念である。
また失くしたらいやなので、セールになっている安い手袋を買った。外はナイロンで、中はボアというか、なにやら暖かそうなライナーがついているもの。これでいいわ、と雪の舞う今日つけて歩いたら、手が寒い。なぜ。安物買いの銭失いになってしまったのか。