リッチモアのコンフェットが安売りされていたので、2年前に買った「世界の編物」に載っていたボレロを編もうとしたんだが。

これ。
写真を見た時点で、サイズに不安を感じてはいた。こんな細っこいモデルだからこそ着こなせるものなんだろうとは思った。針を大きくして編めばいいかと思ったが、8ミリが指定針で、それ以上大きい針が手持ちにない。サイズを適当に大きくできるかもと考えたが、ちゃんとしたサイズ調整方法も知らないのに下手にいじって妙な具合になってもいやだ。結局、編み図通りに編んだ。

ここまで編んで羽織ってみた。ぴったぴたのキッツキツよ、あなた。編み図通りではあるのだが、もっと小さめに編みあがってしまったので、ますます小学生サイズである。手がきついにもほどがある。
大体、本の写真では模様編みが六角形だが、あたしのはひし形に見えるな。おかしいな。
おまけにこの模様が、私の立派な肩と二の腕をもっと立派に見せるのである。このデザインは、なで肩でほそーい人用と断言しよう。
それに、こういう身頃全体に模様がある場合、引き返し編みとか襟の部分とか、減目するときにどこまでどうやって模様を入れていくのかがよくわからんのだ。全部編み図にしてくれていれば助かるのだが、この雑誌はそういう初心者仕様じゃないしね。
で、あっさりほどいて、ケープを編んだ。

これ。
ガーターとメリヤスをまっすぐ編んだものを二枚作ってはぎ、二目ゴム編みでタートルを編む。簡単。糸が太いのですぐできた。
アイロンはまだ。
軟らかい糸ではないが、首にチクチクを感じることもない。案外使えそうなケープとなった。
リッチモア コンフェット34番。8玉ちょっと。8ミリ棒針。