「もう、さっき言ったじゃない!」「何度も言わせんなっつーの」etc., etc.
ばあ様に対し、叔母の口から出るこういう台詞に切れました、あたくし。
「もっと頭使って介護したらどうよ。聞いてて不愉快」と言ってやった。
思い出しても腹立つ。ばあ様の耳が遠いと思って、好きなこと言ってんじゃないよ。
そりゃね、母娘関係というのはなかなか難しいものがあるし、色々歴史があるのもわかる。ばあ様is not the easiest person to have as a mother, I know. しかし、それを差し引いても、感じ悪い以外の何者でもないあの態度。ばあ様の入院時の叔母の言動にも我慢して言わなかった「頭使え」という台詞が今回は出てしまった。
私もばあ様に腹が立つこともあるが、同じことを繰り返し言うことや、日常生活における些細な失敗に関して怒ることはない。そりゃ、うんざりしたり、疲れることはあっても、「だーかーらー」などという口の利き方をすることはない。イラつくのは、ばあ様がわがまま放題を言ったり、ぐずぐずへなへなして、出来ることなのにしようとしないときだ。
親が認知症になるというのは、受け入れがたいゆえに「なぜ一度言ったことを理解できないのか」と腹が立つのだろうか。以前のように理解してもらえると期待してしまうものなのだろうか。親が認知症だというショックを隠すための不愉快な態度なのだろうか。
昨日のテレビ番組で、認知症の人を叱ることを家族がやめたら、症状が落ち着いたというのをやっていた。まさに叔母が見るべき番組だったのに見逃したようだ。残念至極。