遮光の日傘購入。
 
シビラである。99.9%遮光。

裏側はテラテラした遮光生地。表側には綿の布を張ってあるので、遮光ではない傘より厚みがあって、ちょっとばかり重いが許容範囲。
 

何色の服を着ても何色のかばんを持ってもあわせやすいようにレンガ色にした、って違うだろう。ベージュとか黒とか無難な色もあったが、どうしても色のものが欲しい気分だったのでこの色となった。黄緑も可愛かったが、刺繍がチューリップでキュート過ぎると思ったので、こっちにした。

これもおばさんにはキュート過ぎるかなと思い、「もっと若い人向きでしょうか」と店員に聞いてみたところ、「シビラはそんなに年齢を問わないですよ」という返事であった。「そうですね」とは言い難いよね、そりゃ。色が渋いから許してもらおう。裏側は泥色っぽいし。
肝心の遮光機能であるが、確かに遮光している。しっかり影になる。よく聞く「涼しい」という単語は私は使わない。日本の夏の屋外は、何をしたって涼しいということはない。明るい色の非遮光日傘と比較すれば、「less 暑い」である。「cool」を求めてはならない。
以前持っていたシビラの日傘は、使っているうちにロクロが弱くなって突然ばさっと閉じてしまうという自動クロージング機能が装備されており、修理をしてもじきにまたこの機能が動作するようになったので別れを告げた。ロクロに負担がかかりすぎるくらい、作りがきつかったんだろう。
昨日、色々な日傘を確認したところ、今はほとんどすべてが指の痛くない「安全ロクロ」になっており、シビラも例外ではなかった。

安全ロクロだから丈夫というのとは違うのかもしれないが、少なくとも開閉は以前より軽くできる。長く使えるといいな。