私の人生、歯と編み物の話題しかないのか。
H歯科へ行ってきた。この間とは違う衛生士が、いつから痛いのかと聞く。先週、治療経緯をまとめた紙を渡していると言うと、彼女が持っていたファイルには入っておらず、どこかへ探しに行ったようだ。院内コミュニケーションに難有り。紙に書いておいて良かった。最初からまた説明するはめになるところだった。
席に帰って来ても彼女は何の質問もしなかったため、紙を見つけて読んだのだろう。痛い歯をトントンと叩いて打診痛の有無を確認。フツーに痛い。その後、院長が来るまでクリーニング。きれいに磨けているということであるが、まあ3月にNクリニックでクリーニングしているし。
ここの院長はハワイがお好きなようだ。ハワイアンの音楽が流れていたし、モニターにはハワイの風景が写されていた。暑いところの景色は見たくないなあというのがお日様嫌いの私の本音であるが、青い海を見たくないなんていうひねくれた人は少数派だろう。
しばらく待っていると、先週のベテラン衛生士さん登場。しばらくは前より痛かったが、今は前と同じくらいの痛みだと説明した。するとまたもや打診痛の確認をされる。痛い。レントゲンを見ながら、考えられる選択肢の説明を受けていると、若い先生登場。院長が忙しいらしく、「私が対応させていただきます」とのこと。口を開け、歯茎の確認。左右前後に顎を動かし、歯の当たりの確認。そしてまた打診痛の確認。トントントントン何度も痛いんだよっ!とは叫ばず、だまって横たわる疲れきった私。
若い先生、大変詳しく説明してくれた。結論を言うと、大学病院の歯内診療科へ行こうと思う。要するに、現時点で根元にヒビが入っているとか、病巣があるとかなどの異常がレントゲンや歯茎を見るだけではわからないわけである。根管治療のリトライが必要とも必要でないとも言えず、リトライによって、もしかしたら少しずつでも段々落ち着いてきている状態がまた悪くなるかもしれないらしい。マイクロスコープはあくまでツールの一つであり、それを使って治療をすればこの痛みが絶対治るとは言えないとのこと。「様子見も選択肢の一つなんでしょうか」と聞くと、そうではあるが、「何らかの介入をした方がいいのかなあと思います」との返事。「した方がいい」という断言ではない。東京だと歯内の専門医がいるらしいが、一根管につき数十万かかるとの説明。これはネットのどこかで読んだことがある。そこで、大学病院には歯内の診療科があるのでそこへ行ってみるのも選択肢だと言われたのだ。
ということで、根管治療のリトライをするということであれば、いつでもまた来てくださいと笑顔で言われ、終わり。H歯科は先生はいいと思うが、ちょっと通いにくいし、衛生士が二段階で関わってくるのも説明を繰り返すことになり、なんだか不満である。もしリトライをするにしても、Nクリニックに戻ろうかなと思っている。それにNクリニックにはCTがある。今日の若い先生も3次元で見られるCTの有用性についてちょろっと言っていたが、H歯科には置いていない。CTを取れば必ず痛みの理由がわかるとも言えず、あくまでこれもツールの一つである。
今はいじられて余計に痛みを感じる(気がする)ので、しばらく休んで来月あたりに大学病院に言ってみようかと思う。あーあ。