昨日書いたシュミテクトのプロエナメルだが、最近増えているらしい酸蝕歯に良いらしいお酢や果物の酸によってエナメル質が溶けた歯をそう呼ぶんだと。
先月、一般歯科で読んだ歯の雑誌でもその話題が記事になっていた。健康に気を使って毎日ウォーキングをしている60代の男性は、帰宅後さらに健康のために黒酢を毎日飲んでいたらしい。よかれと思ってしていたことだが、黒酢のせいで溶けてしまった歯が並ぶ口の中のアップ写真が載っていた。黒酢サプリメントで摂る方が歯のためにはいいらしい。盲点だったなあ。って、以前買った黒酢はすっぱくて飲みきれず捨ててしまった私だが。
記事には、酸を含むものを口にした後は30分くらい時間を置いて歯を磨くのが良いと書いてあった。2年前、フィンランドで見たテレビコマーシャルでは、歯医者が食後1時間後に歯を磨くと良いと言っていた。それ以前からPは「食後の歯磨きは歯によくない」と言っていて、「そんなバカな」と私は反論していたのだが、このコマーシャルをもってPの勝利が決定した。その後の歯の検診の際、Pは歯医者に「起床後は歯ブラシで磨き、朝食後は薬用マウスウォッシュで口をゆすぐというやり方はどうだろう」と提案し、「それはとてもいい方法だ。あまりにいい考えなので、今日のクリーニングは無料でしてあげる」とご褒美をもらった。歯科医が思いつかないような新しいアイディアとも思わんのだが、どうなんだろう。
黒酢は飲まないが、フルーツジュースは飲むし、みかんも食べるし、酢の物も食べることがあるし、気をつけよう。