Foodというか、ガムなのだが。
以前フィンランドに行ったとき、日本からボトル入りのキシリトールのガムを持っていったことがある。その中に入っていた捨て紙を見て、実に日本的な配慮だとPが驚いていたので、フィンランドにはそんなものはないのだと思っていた。
前回フィンランドで買ったボトル入りガム。

捨て紙あるじゃん。
日本の捨て紙より大きい。
「食事をしたらJenkkiのガムを噛め」という意味になるのかな。
私が買ったことのある日本のガムのボトルには、捨て紙専用のスペースはなく、ただポストイットのような束がガムの中に埋もれている。専用スペースをわざわざ設けた容器を作るのはコストがかかっていそうである。Pは、このアイディアは日本から輸入したに違いないと言うが、どうなんでしょうね。
日本のボトルには、捨て紙に使用している糊は人体に影響がないと、安全性についての能書がある。フィンランドのには書いてないね、とPに言うと、「人体に影響がないとはどういう意味だ」と聞く。捨て紙をなめないにしても、接着剤に近いところに口を持って行くことになるから、気にする人がいるからじゃないの、と答えると、「ガソリンを口に含む自分には、そんな接着剤が体に悪いかどうかなんて問題ではない」と苦笑していた。それは言える。エタノールで車を走らせるテストをしていたときもチューブで吸っていたな。口に含むまでは吸い込んでないだろうが、エンジンがかからなくて色々試していたとき、エタノールの入った容器から車の燃料タンクに少量だけ追加する際にチューブを口に加えて吸っていた。やめて欲しいわ。