今日から28日までフィンランド語講座である。一日4時間の集中講座。長い。今週は毎日ある。ひーっ。
気が重いまま、とぼとぼとヘルシンキにある教室へ向かった。クラスは25人くらいか。私が4月に申し込んだときには満員で、ウェイティングリストで空き待ちだったのだが、案外あっさり「空きが出ましたけどどうします?」とメールが来た。「空きがなかったのよ〜」と良い言い訳が出来たと思っていたのに。
で、4時間はあっという間であった。中には既にある程度のフィンランド語は知っている人もいるようであった。ほとんどの人が20代という感じ。私の周りには30代、50代の人もいた。数字の練習として年齢を聞きあっこしたのだが、私は正直に42と答えたら、驚かれて何度も聞きなおされた。手で4と2を出した。西洋人には、日本人は若く見えるのよ。35のとき、アメリカのバーでID見せろと言われたし(21以下と思われた)。日本じゃ私は年相応の見た目だと思う。
先生はエネルギッシュでとても好感のもてる女性である。休憩があるとはいえ、4時間のクラスを教えるのは大変だろう。質問がある場合は英語でしてもいいけど、返事はフィンランド語でする、と英語で説明してくれた。授業は基本はフィンランド語だが、ときどき英語の説明も入る。英語を勉強しておいて良かったとまじで思ったのであった。でも、フィンランド語の部分も、身振り手振りをつけてくれるので、なんとなく推測はできる。大体、今日やったことは、挨拶とか、曜日とか、数字だし。
どこの国の人か知らないが、先生のフィンランド語を、連れの男性に英語に訳している若い女性がいた(英語が母国語ではない様子)。一通りフィンランド語を習っているという感じで、当たったときのしゃべるスピードも速くて慣れているようであった。しかし、悪いんだけど静かにしてもらいたい。フィンランド語がわからなくても、それを聞くのも勉強のうちだろうに。今度は彼らから離れた席に座ろうと思う。
しかし、なんとか今日の授業はついていけたものの、次の授業は明日なわけである。今日習ったことを覚えておかねばならんではないか。置いてけぼりにならないようにしっかり復習せねば。といいつつ、ネットで遊んでいるのであった。