キング・オブ・キングス EPISODE 1 皇帝誕生 [DVD]

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ナポレオンの話。Gyaoで見た。おもしろい。色んな国の名優が出ている。John Malkovich, Isabella Rossellini, Gérard Depardieuなど。Anouk Aiméeも出ている。そして皆さん、英語で演技をしている。こういう非英語圏が舞台の歴史物を見るたびに"Why are they speaking in English?"と思う。
ただ、この番組(テレビのミニシリーズらしい)に関しては、英語を母国語とする俳優がわざとフランス訛りの英語で話しているわけではないのでまだ良い。なぜにフランス人がフランスの歴史的人物の話を英語で演じておるのか、と言うところを受け流しさえすれば良い。
戦場のピアニスト

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これにしたって良い映画だとは思うが、なぜに主人公の英語を訛らすのかとそれが気になって集中できなかった。ポーランド訛りにすればmore authenticな感じがするというのか。
アップライジング [DVD]

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これも然り。テレビでいつも見る俳優がポーランドユダヤ人役をしているわけだが(フレンズのロスとか)、アメリカのテレビ映画なんだから、別にアメリカ英語で話していてもいいんじゃないのかと思うのだ。妙に作ったような訛りをつけて話しているのを見ると、「ギャグか」と思ってしまうのである。テーマは重いというのに。
アメリカ滞在時、何かのドキュメンタリーを見ていて、日本人が語る場面があった。その部分は英語が重なって流れるのあが、訛っているのである。最初、その日本人が話しているのかと思った。わざわざ訛った英語を流していることに気づいて唖然。不愉快であった。
訛りのある英語=より外国っぽい、ということなんだろう。訛りなく英語を話す外国人なんていっぱいいるんだけどね。