Mちゃんがお祖母さんのうちに泊まっているとき、中国からお客さん一家が訪ねていたらしく、中国人のお母さんが日傘を差し、長袖を着て、手袋をし、美白クリームを塗りまくっていたと笑っていた。あんまり変な格好なので写真に撮ったそうだ。「日本じゃあたしもそうだし、そういう格好してる人は結構いるよ」と苦笑。日本は暑いっていうのもあるが、日本人女性は日焼け・紫外線を嫌うからね。中国の女性もそうなのね。私の場合は紫外線にかぶれるので隠しているわけだが、シミやシワもいやだ。私もその女性を見習って、人の目を気にせずこっちでも日傘さそうかしらん。うーん、ちょっと勇気ないかな。長袖と帽子が限界かも。修行が足りない私。
で、紫外線が気になりながらも、気温が25度とフィンランドにしては高くなったので、PとMちゃんとまたもや近くの海岸へ行った。日光皮膚炎もシミも気になるが、家の中にこもって生きてはいけない。日本ではほぼそうしてるんだが、まあ暑さが違うしね。
今回は、木陰にタオルを敷いて横になっても寒くは無かった。せっかくなので海にも入ってやろうと、服の下には水着。Mちゃんも可愛いビキニを着ていた。日焼け止めを塗ったくって防御。帽子をかぶってサングラスをかけたままちょっと泳いでみました。
おぼれてるみたいだ。
深そうに見えるが、浅瀬なので立てば膝くらいまでしか深さはない。水が怖い私でもパニックにならずに浮いていることができる。しかし、写真のように肩までつかるのには勇気がいるくらい水は冷たかった。一度入ってしまえば大丈夫なのだが、単に歩いているだけでは、icyと言ってもいいくらい冷たい水だった。
このほかにも、PがMちゃんと私が海に入る後ろ姿を写真に撮っているのだが、二人ともほとんど身長は変わらないのに厚みは私の方が倍以上あり、かなりトホホであった。Mちゃんはとにかくすんごい細いので、私の豊かさが倍増して見える。それに足の長さがあまりに違う。同じ人間とは思えないプロポーションの違いである。
ま、フィンランドの海岸では様々な体型の人がビキニなんぞを着て歩いているので、そういう意味では私のようなボディーの持ち主でも気楽で良い。
本を読んだり、スプラッシュボール(水に塗らした布製のボールをラケットで打って遊ぶ)をしたり、砂のお城を作ったりして遊んだ。浜辺にいるときには長袖で防御していたからか、皮膚炎が悪化することも日焼けで赤くなることもなく、無事過ごすことができた。こんな風に屋外で遊ぶなんて本当に久しぶりだ。やってみれば楽しいのよね。