結局、午前4時にやっとベッドに入ったのだが、6時ごろにPが「目が覚めて眠れない」とぐずりだし、起こされる。きーっ。「本を読むんだったら、リビングに行ったほうがいいよね」というので、「さっき寝たばっかりなんで、そうしていただけると嬉しいです」と答える。起き出して寝室を出たと思ったら、新聞を取りに行ったようで玄関のドアをバッターンと閉める音と振動が響く。その後、台所でエスプレッソマシンの電源を入れる「ビビビッ」という大きな音が聞こえる。台所は寝室のすぐ隣である。その後、バナナその他のフルーツを切っているらしい包丁の音や、鍋をぶつける音など、朝ごはんを用意する音が遠慮なくアパート中に響き渡る。
がばと起き上がり寝室を出ると、「あれ、起こした?」と無邪気に言う。きーっ。「天気がいいんで、デッキで朝ごはん食べようと思って。一緒に食べる?」
もう眠る気にもならず、眉間に皺を寄せながら「食べる」と返事。天気はいいが、バスローブを着てソックスを履かないと肌寒かったが、フレッシュモーニングッという感じではあった。眠かったけど。
その後、私は歯を磨いて「また寝るから」と寝室へ。数時間寝て目が覚めたら隣でPも寝ていた。ま、夏休みだし。