Expertという電気屋フィンランドにあり、日本人(もしくは、日本人に見える人、もしくはフィンランド人が持つ日本人のイメージを持つ人)を使ったテレビコマーシャルを以前から流している。周期的にバージョンは変わるらしいが、日本人が出てくることには変わりない。私がこの間フィンランドに行ったときは、発注がたくさんきて笑いが止まらないという感じのスキンヘッドの上司が、工場(だったかな)を部下と歩きながら、がんばれよ、みたいなことを言いつつ社員の肩をばしばし叩く、というような感じだった。すべて日本語で話され、フィンランド語の字幕が出る。正直言うと、このスキンヘッドの人は何を言っているかさっぱり理解できなかった。Pにフィンランド語の字幕を英語に訳してもらったくらいである。早口だからかなと思ったが、私の耳には、日本語を母国語とする人ではない発音とイントネーションに聞こえた。彼以外の出演者の日本語は、自然に聞こえたけど。
今日Pが、新しいバージョンのコマーシャルを見た、とわざわざリンクを探して送ってきた。
「うーん、痛々しい」というのが、第一印象。こんなメークさせられて。日本の女はメークが濃いという印象なんだろうか。でも、このコマーシャルのはなあ。濃いっつーか、もうメークの域を超えている。まあ、好きにすれば、という感想。しかし、この出演者は日本人、なんだろうか。