行ってきたわよ、横浜人形の家へリカちゃんに会いに。
10時開館ということで、9時56分に最寄の駅に到着。張り切り過ぎか。土曜日だったので人が多いかなと思いきや、ガラガラだった。1、2階の常設展は素通りし(ビスクドールとか、日本のでかい人形とか、ああいうのは私は恐い)、リカちゃん展へ。写真撮影は禁止だったので見るだけ。私のお目当ては、初代リカちゃんとニューリカちゃん関連のものを見てうっとりなつかしがること。古い人形は、状態の良いものがあんまりなかった印象。人形と一緒に当時流行っていた芸能人のレコードとか雑誌なども飾ってあって、レトロ感ばっちりであった。フィンガーファイブが好きだったのよね、小学校1年のとき。
初代リカちゃんのプロフィールが「父親:行方不明」というのは暗すぎるではないか、と今更ながら苦笑。今じゃ、ちゃんと家に帰って来て、香山家も落ち着いたようだ。おまけに祖父母までいるし、兄弟姉妹もわさわさいる。ママったら多産系。彼女、デザイナー、ブティック経営、妻、母役をこなし、あれだけ若々しくニコニコしていられるなんて、やっぱり人間じゃない。最近の彼女の顔は、えっらい若いというか、お姉さんのような風貌なのね。私が持っていたのは髪がアップのママだが、テレビで酒井和歌子さんを見るたびに、なんとなく「リカチャンのママみたいだ」と思っていた。
白い家具はあんまり数がなかった。ちと残念。
ダイヤモンドをちりばめたドレスを着たファンシーダイヤモンドリカちゃん。セキュリティーの人がいるわけでもなく、叔母が「スワロフスキーじゃないの?」とばっさり。ドレスの後ろ側も見られるように、回転台に飾ればよかったのにと思った。
リカちゃんのエステサロンとかいうセットで、パックしてるリカちゃんには笑った。5年生なのにエステサロンに行っているのか。
最近のリカちゃんの家具を見ると、やっぱり白い家具シリーズはよくできてるよなあ、と改めて思う。精巧でおしゃれだ。最近のは、プラスティックのモールドでがばっと量産しました、という感じでつまらん。当時は、あこがれの西洋家具って感じだったし、位置づけが違うからかもね。

1階に展示してあったオモチャなどは写真撮影OKだったので撮ってみた。なんといっても、リカちゃんがフィンランドに行っていたとは知らなかったよ。ドレスが可愛いではないの。

こういうオモチャは持っていなかったが、なんか懐かしかったわ。特にカラフルなピアノ。友達が持っていたのかもしれない。
 
 

リカちゃん製作過程のビデオがおもしろかった。物を作る過程を見るのは、それがなんであれ昔から大好きであったが、リカちゃんが出来上がっていくのもおもしろかったわ。全部機械ってわけにもいかないから、結構大変だなと思った。

今回発売の「元町リカちゃん」(12800円だったかな。たかー)は完売で、8月にまた出す予定で、今予約受付中らしい。

思ったより小ぶりな展示会だったけれど、楽しかった。