フィンランドではあまりマヨネーズを使うことはないとPが以前言っていた。確かに、スーパーで探しまくったくらいひっそりとおいてあった。それも冷蔵コーナーに。日本やアメリカのように棚に並べてあることを想像しつつ探していたので、やっと見つけたときには「え、これだけ?」と拍子抜けであった。まあ、アメリカと日本じゃ、マヨネーズもちょっと違うけどさ。日本のマヨネーズ好きです、私。
で、Pは知らない食べものでも許容範囲が広いのでいいのだが(納豆は3粒でギブアップだったが)、ただでさえ知らない食べ物は躊躇するMちゃんには、普段食べなれていないマヨネーズなんて使わないほうがいいだろなあ、でも日本の子供はマヨネーズ好きな子が多いし、大丈夫かも、と思いつつ、ゆで卵の黄身をくりぬき、きゅうりをぶちこみマヨネーズであえるってやつを作った。むかーし、日本で友達が教えてくれたのよね。本当はツナを入れればおいしいんだが、それこそPもMちゃんも普段の食生活に取り入れていないようなので、初めから入れる気はなかった。フィンランドでツナ缶を食べたことないな、そういえば。
で、作っている最中にMちゃんが来て、こんもり混ぜたものを白身にそえてあるのを見て「きゃー、かわいい」と笑う。イースターだし。これなら大丈夫かいな、と思ったが、やはり一つ食べてみて、「マヨネーズ、あんまり好きじゃない」と言う。「やっぱり慣れてないからかしらねー、日本の子供は好きなのよ」と言うと、悪いと思ったのか、「でもこれ、ノットバッドよ」とフォロー。そりゃどうも。
「マヨネーズが好きじゃないなら気持ち悪いと思うだろうけど、あたしが子供の頃はバナナにマヨネーズをあえて食べるのが好きだった」と言うと、へえ、と驚いていた。それをパンにのせて食べたり。これ、日本でも「それは罰ゲームか」と驚かれたことがあるのでうちだけかと思っていたが、食べてる人は食べてるのよね。そういえば、もう長い間食べてないな。お昼はバナナマヨネーズサンドにしよう。。。
明日からイースターのlong weekendで、Pがディナーのメニューをどうするかとなぜか張り切っている。新聞に載っていた羊料理やデザートのレシピを切り抜いて、この材料を今晩買いに行こうとか言っている。買うのはいいけどさ。誰が作るんだろう。