Pの会社のH女史をディナーに招待。今回のメニューは、カレーライス。いいのか。前回の餃子といい、この家庭料理の連続。材料をいためながら、ああ、デミグラスソースもあるし、ビーフシチューも作れるな、と思ったのだが、dinner rollsがなかったし、まあいいや、と思ってそのままカレー。
Pが買っていたイクラの期限が今日ということに気づき、急遽appetizerに。buttered toast上にサワークリームとみじん切りのオニオンをのっけて一緒に食べるblini。だが、H女史は魚は苦手らしく、サワークリームだけのっけてサラダと一緒に食べていた。
デザートは、復活祭の時期に食べるというマンミ。私もH女史もお初。ライ麦オレンジピールとか色々入っているらしい。見た目は餡子。textureもねっとりやわらかくて餡子っぽい。味はライの味が強いかな。ライが嫌いな人はだめだろう。私はライ麦が大好きなので、全然平気だった。かなりrichな味な上にクリームをかけて食べるので、結構お腹が一杯になる。

そして、食後には中国のお土産にもらったという緑茶。国際的というかなんというか、この一貫性のないメニュー。H女史はそのお茶にティースプーン二杯分の砂糖を入れていた。「好きなの、緑茶に砂糖」と微笑む女史。いや、いいけど。完全に溶けていなくて、スプーンですくって舐めてた。やっぱり砂糖が好きなのかな、スパゲッティにかけるくらいだし
帰りには私の料理は"exquisite"だと言って去っていった。やめてーっ。全部scratchから作ったカレーならともかく、市販のルー使ったやつ。"oh, no, please, it's really nothing."とこれほど本気で"it's nothing"と言ったことはないくらい力をこめてしまったわ。前回の餃子の方がまだ手間な分、素直にほめ言葉にありがとうと言えたかもしれない。
ま、要するにワインやら日本酒やらたくさん出しておけば、カレーも大ごちそうに思ってもらえるってことかもしれん。