調整日。受付に見ない顔の若い女性が出入りしていたので、新しい衛生士さんかなと思い、スタッフの名前が書いてあるボードを見た。すると、新しい名前が書いてある代わりに、バンビの名前が消えているではないか。悲しいなあ、やめちゃったのか。
今日の担当はレディース。って、いいかげんこのニックネームもどうにかしなくては、と思うのだが。声が結構低くて、おまけにほとんど笑わない。かといって、すっごく感じが悪いかというと、そうでもない。別に淡々と仕事を進めているという印象で、変な甲高い声を作らないところは良いとも言える。初めはちょっと恐かったけどね。彼女にやってもらうのは3回目か。あちらも私に慣れたようだし(あっちも同じような印象をあたしに持っている可能性大だしな)。今日から彼女のことは、タンタンと呼ぶ。恥ずかしいくらい単純なネーミング。
最近、毎回ブラケットの付け直しがある。一つ二つ必ず取れているのだ。今回も上の右1番を付け直した。「付け直します」と言われるたびに、ああ、あのfumeがまた、と思い、ちょっといやな気分になる。何度やっても慣れないし、やっぱり唇と歯茎の間にいれたガーゼが染みる感じがして、歯茎に刺激を感じる。
ブラケット装着後は、久々院長先生による調整。最近はずっと副院長先生だったから。食事中に下唇を噛むことがあると言うと、今まで反っ歯になっていた上の前歯が真っ直ぐになってきているので当たるということらしい。それで、上の歯は上歯茎の骨へ、下の歯は下歯茎の骨へ押し込んでいく、という言う。はー、そんなことができるわけか。引っ張りだすより大変そう。「これに時間がかかっちゃうんですよね」とのこと。まあ、ゆっくりやってもらって結構です。私の一番の不安は、また歯茎の骨が変形してしまい、削ることになるんじゃないかということ。あんな思いは二度としたくない。実は、前削った部分の隣(下左1、2番の下の歯茎)は、ぼこぼこと白く骨が飛び出ている。もう何ヶ月も前から気付いてはいたのだが、鏡で見ると不安になるので見ないようにしている。削ってもらったときとは違い、歯茎そのものを突き刺して出ているわけではないので、痛みはない。無理な力がかかったから骨が変形して飛び出た、と削った口腔外科部長は言っていたわけだが、これから歯を骨に押し込む作業をすれば、やっぱり力をかけていくことになるわけだろう。ゆーーっくりでいいです、ゆーーっくりで。
今回は、下の抜歯後の隙間がもう閉じたので、ゴム掛けはなし。6、7番の間が少し開いているのだが、これは今回の調整では閉じるようにはしないらしい。こんどブラケットを変えると言っていた。今、6番にはデーモンが装着してあるので、これを外すらしい。
上は、引き続き隙間を埋めるために前歯4本を後ろへ下げ、かつ、上歯茎の骨へ押し込む。今回は、ループの位置を変えていた。段々隙間が狭まっていて嬉しい。
結紮後、記録のための写真を数枚取った。大きく口を開けなければならないとき、「一番大きい口でがんばってください」とタンタンは超低音の声で言う。がんばったよ。

イチゴ味のフッ素ジェルと歯ブラシ2本を買って帰宅。

本日、4725円也。
Cumulative total: 615,150 yen