No, I didn't get used to it. お昼を食べたときにあまりに痛かったので、矯正歯科に電話で予約。今日は副院長先生だった。
「ええっと、どこが痛いですか」としゃきしゃきと言いながら、覗き込む。「左の辺りなんですが」と説明。「一旦外しますね」とホールディングアーチを外すのだが、そのときに激痛。しかめ面をしながら、「すごく痛いです」と訴える。見ただけではっきりわかるような傷がついているわけではないらしく、「指で触ってみていたいところを教えてください」と言う。大体のところを指差すと、頷きながら、「ああ、やっぱり他より赤くなってますね。ちょっと水を当てますよ」としゅーっと弱い水を当てるのだが、またそれが痛い。ここまで傷になっているとは、私も思わなかった。「ふんふん、あそこが痛いということは」とパッド部分のどこを滑らかにすればいいのかを確認する先生。しばらく席をはずして加工をし、もどったときに「ちょっと当てるだけ当てますね」とホールディングアーチをまた口蓋に当てるのだが、またそれが痛い。もう傷がついてしまっているので、滑らかになったかどうかの確認もできない状態。
「ああ、これじゃ無理ですねえ。しばらく外したままにしておきましょうか。本当は今すぐにでもつけたいんですけど、痛いんじゃ無理だし」と言う。次回の調整まで外したままだと、口内の形が変わるので、ホールディングアーチ自体が入らなくなり、作り直しということになる可能性が高くなるらしい。
「ヨウドチンキ大丈夫ですか」といきなりきかれ、一瞬、それなんだっけ、と考えてしまった。ああ、消毒するやつか、と気付き、そんなの塗られたのは子供の頃だったので覚えていないなあと思う。「大丈夫だと思います」と答え、「たいていの人は大丈夫だから」と先生も笑いながら、「これで一応消毒しますね」とちょんちょんと塗ってくれるのだが、そのちょんちょんにあわせて唸るくらい痛い。さえないなあ。
「1日2日でよくなるとは思うので、早めにまた予約取って、はめにきてください」とのこと。来週は学会があるそうで週の半ばは3日続けて休診というが、明日日曜日と月曜日はあけているという。うーん、明日痛みが治るとも思えないので、月曜日か。「何度も来ていただくようになって申し訳ないんですけど」とおっしゃるが、仕方あるまい。
ああ、さえないなあ。忙しいときというのは本当に色々起きて、暇なときには何も起こらない、というのがいつものパターンのような気がする。
でも、ホールディングアーチを久々に外した状態は、非常に開放感がある。しばし楽しもう。And my god, it's SO MUCH EASIER to talk in English without it!