Alma Mater

Myers-Briggsの性格判断テストはISTJ(introverted, sensing, thinking and judging)という結果だったが、どうも「time-honored institutionsのguardian」という説明は、何かに属するのが大嫌いな私とは違うような気がすると思っていた。だが、同じタイプはEeyore in Winnie the Poohという記述を見つけ、「誰だっけ」と研究社リーダーズプラスで調べた際、「当たっている」と頷いてしまった。
"Eeyore: Winnie-the-Poohに登場する年寄りの灰色のロバ; 森の中に一人で住むひねくれ者"
以前から、「七人の小人が住んでいるような深ーい森の中で一人ひっそり暮らしたい」と言い続けている私であるが、やはりこれは私の中のイーヨーがそう言わせていたのか(本当に七人も小人が住んでいたらダメである。あいつらは家事をしない)。
だが、今思い出してしまった。大学のときのバイト先に「He is terminally depressed」と噂されるほど暗ーい男が密かにEeyoreと呼ばれていたのを。私は彼の100倍は明るいぞ。
それはともかく、ちょっと嬉しいdiscoveryがあった。大学1年のとき、フィンランドから来た交換留学生の男の子と仲良しだったのだが、彼の帰国後はお互いdrifted apartしてしまってこの18年間生きているのか死んでいるのかも知らなかった。ときどき思い出して、いいやつだったなあと懐かしがっていたが、連絡先もわからないしそのままになっていた。で、昨日大学の卒業生ディレクトリーをなぜか見る気になって、彼は卒業生ではないのにダメもとでサーチしてみたら、出た!なんで?数年前に博士号を取っている!わー、戻ったんだあいつ。おまけにドクター!さらにおまけに別の専攻で修士まで取っているというオーバーアチーバーぶり。賢かったもんなー。がり勉では全然なくてhe was funという実にwell-balanced な男であった。
で、またダメもとでグーグルにかけたら、フィンランドの某会社のCEOになっているではないか!キャンパス内をスケボーで移動していたあの18歳の坊やが今ではCEO(感涙)。なぜか母の気分。写真まで出ていて、おーっ、お互い年食いましたなって感じ。
突然仕事先にメールってのもなんだかなあ、偉い人だし、と思いつつもそれしか連絡の手段がないので、さっき送ってみた。あたしのことなんて完全に記憶から消されている可能性もあるので、あくまで丁寧に敬意をこめて。"Hey, you, big shot! How the hell have you been?!"というわけにもいくまい。返事は秘書からくるのだろうか。削除されて終わりかな。
ああ、歯はね。特筆すること無し。

午後:
早速返事がきた!本人からだった(当然か)。覚えていてくれた。相変わらずいいやつ。自分の最近の写真を送るからKayのも送れ、とのこと。歯の写真しかないんだが。
彼の写真は趣味のヨットとレーシングを楽しんでいるところ。くー、差、つけるね〜。さすがヤングエグゼキュティブ。日本にも仕事で来ることがあるらしい。私にとってアメリカ滞在中のことというのは、昨日のことのようにビビッドな思い出なのだが、彼が18歳の頃とあまりに違う風貌になっているので、やはり時は経っているのね、と妙に感慨深くなってしまった。Anyways. It's so great to find an old friend! あんまり昔の知り合いとkeep in touch したいと思わない私だが(Eeyoreだし)、he is one of the few pleasant memories I have of the college life.
さー、写真どうしよう。実家行って着物取り出すか・・・。